
配布ワールドやマルチプレイのサーバーで、「一つだけ選べるボタン」を見かけませんか?
RPG風マップで自分の職業を変更したり、PvPのフィールドを切り替えたり...
「ボタンを押した所のランプが光って他のランプが消え、何回でも選び直せる」
そんなよく見るレッドストーン回路の作り方と仕組み、コマンドを解説します。
アドベンチャーマップの入り口や、PvPのサーバーにありそうな選択肢ボタン。 ▲このように、ボタンを押した後に他のボタンを押すと、ランプが切り替わります。 この回路で使っているコマンドは2種類だけです。 どうです? とっても単純でしょ。それぞれのボタンから2つのコマンドブロックへ回路を繋げるだけです。 まずは回路を作りましょう。ボタンをいくつか用意して、そこからパウダーを伸ばします。 次に、ボタンの上にレッドストーンランプを設置します。 「X」のコマンドブロックには、以下のコマンドを入力します。 「X」のコマンドブロックに入力するコマンド (ボタンを押したら実行) fillコマンドで、最初に周辺のレッドストーンブロックを一斉除去します。 次に、リピーターの先の「Y」のコマンドブロックに入力するコマンドを解説します。 「Y」のコマンドブロックに入力するコマンド (Xよりちょっと遅れて実行) setblockコマンドを使って、紫のガラスがある範囲に赤石ブロックを設置します。 「赤石ブロックを設置する相対座標」はどう書けばいいか、表でまとめました。 これらの「X」と「Y」のコマンドブロックを、ボタンの数だけ用意すれば完成です。今回作る仕掛け(回路)はどんな物?
ボタンの上にレッドストーンランプがあり、押せば光るのですが...
一つボタンを押すとそのランプが点き、他のランプが消える回路を作るのです。
レッドストーンブロックを撤去し、設置する。それだけです。一つだけ選べて、何回でも選び直せるボタン回路の作り方
それでは、回路の作り方とコマンドを解説していきます。
回路の完成品はこちら。
そして2つのコマンドブロックを設置、一つにはパウダーを乗せて、もう一つはリピーターで繋ぎます。
そして図のように紫色のガラスを、左端のランプから右端のランプまでの範囲に設置して下さい。
この紫のガラスの範囲が、ボタンを押した際にレッドストーンブロックを撤去/設置する範囲になります。
/fill 始点の座標 終点の座標 stained_glass 10 replace redstone_block 0
上図の「始点」から「終点」までの範囲にあるレッドストーンブロックを、紫のガラスに置き換えます。
この「replace」機能は、こちらの記事で解説したように、置き換えるブロックを後に追記します。
/setblock 赤石ブロックを設置する相対座標 redstone_block 0「Y」から見て、紫のガラスがどこにあるか コマンド内の相対座標 ガラスが北にある場合 ~ ~1 ~-3 ガラスが南にある場合 ~ ~1 ~3 ガラスが東にある場合 ~3 ~1 ~ ガラスが西にある場合 ~-3 ~1 ~
ボタンの数を増やす時はfillコマンドの範囲も増やさないといけない、という点に注意して下さい。
最後に、ボタンを押した時に実行したいコマンドを設定します。
例えばscoreboardの数値を設定したり、天候を決めたり... 色々なことができます。

いかがでしたか。色々な場面で使って頂ければ幸いです。
「これはどうするの?」などコメント待ってます。
最近書いたコマンド解説記事
コメントを残す